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4.事業報告書

 

平成27年度 事業報告

1.篤志献体の相談・助言
篤志献体に関する相談を随時専門相談員が対応するほか、電話、手紙、インターネット等による相談に応じた。
また、必要に応じて大学医・歯学部などの専門機関、医師などの専門家からの情報提供助言を受け相談に応じた。
平成27年度献体登録に関する記録は下記の通りである。

平成27年度 献体登録に関する記録
(平成27年4月1日〜平成28年3月31日)
  H27年 H28年 合計
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
電話問合せ件数 88 93 339 179 156 133 123 135 81 109 115 264 134 1861
内訳 資料送付 61 65 220 125 102 93 86 94 56 76 80 184 94 1275
直接大学を紹介 19 20 88 38 41 28 26 29 16 23 24 53 28 414
手紙問合せ件数 5 4 10 9 8 4 3 4 2 5 6 6 29 90
メール問合せ件数 62 48 202 55 52 42 83 61 51 47 65 99 69 874
内訳 資料送付 7 10 36 13 11 7 11 15 6 8 11 6 7 141
問合せ 10 8 56 21 11 10 17 8 18 7 13 28 22 219
直接大学を紹介 45 30 110 21 30 25 55 38 27 32 41 65 40 514
来局者(献体相談) 1 0 12 2 4 3 3 5 4 3 2 4 7 49
全連加盟大学へ献体登録希望者を紹介した数 22 25 64 61 40 18 17 36 21 17 19 23 6 347

2.メルパルク京都に於いて、第29回日本医学会総会2015関西シンポジウムを開催した
「医学と献体の革新を目指して―今 献体のありかたを見つめる―」
共催:第29回日本医学会総会2015関西
篤志解剖全国連合会
後援:公益財団法人日本医師会

3.献体運動に関する広報物を制作した(調査、資料収集)
1) 献体に関する実態調査などを行い、リーフレット「献体とは」2015を制作した。
28,000部を制作し医・歯系大学、献体団体、福祉関係窓口、老人施設事務局などへ配布 あるいは頒布した 。
2) 平成27年度献体文集「解剖学への招待」11,500部を制作した。
文集は篤志献体による解剖実習前後の医学生の心境や体験、献体登録者たちの登録後の 心境、コメディカル校の教員、学生の解剖実習見学記が纏められている。
医・歯系大学、献体団体、福祉関係窓口、老人施設事務局などへ配布あるいは頒布した。また、ビデオ、献体マニュアル等の貸出、配布を行った。

4.篤志献体賞贈呈(助成事業)
献体の普及・啓発・推進に関する社会的貢献の著しい個人または団体に篤志献体賞を贈る事業であるが、平成27年度、第9回篤志献体賞の授与は見送られた。

5.若手研究者の育成(助成事業)
肉眼解剖ならびに臨床解剖学など献体による研究を振興し、今後の優秀な教育者を育成する 目的の献体協会賞を選出し、研究の助成と顕彰を平成28年3月29日に行った。
審査員は平成27年11月6日開催された第9回理事会で選出、委嘱した、解剖学を専門とした次の6名の教授により行われ、受賞者が決定した。
佐藤 昇(新潟大学)、西山 慶治(郡山女子大学)、阿部 寛(秋田大学)、大和田 祐二(東北大学)、内藤 輝(山形大学)、和栗 聡(福島県立医科大学)
○第9回献体協会賞受賞者(平成28年3月)
順位 氏名 所属・職名 演題名
1 渡邊 優子 神戸大学大学院 医学研究科・神経発生学分野 大学院生 胸腺、上皮小体、甲状腺に分布する血管の稀な変異例から、これらの臓器の発生過程と結び付けて血管形成の考察を試みた点で優れている。
2 石井 大太 聖マリアンナ医科大学 医学部医学科 学生 4例の解剖体の解析からretro-esophageal right subclavian arteryの発生機序に多様性があることを考察した点で優れている。右鎖骨下動脈の破格を示す4例をまとめ、発生過程を考察したものとして高い研究能力を示した。
3 幅 大二郎 神戸大学大学院 保健学研究科 リハビリテーション科学領域 生体構造学分野 錐体筋の欠如例を詳細に調べ、形態形成の機構や機能的意義にまで深めた研究である。前回の発表をさらに発展させた内容である。
4 緑川 沙織 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 非常勤講師 人体に加え、霊長類を調査し、Cbm(内側上腕皮静脈)の意義を考察している点で優れている。
5 佐々木 志人 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 今年3月卒業 第1肋間静脈の多くは腕頭静脈に注ぐことを示し、教科書記載の変更を迫る所見である。考察がしっかりされている。

6.基本財産の充実
上記等の公益財団法人としての事業を行うため必要な基金を募った。
ホームページ上にも「献体についてのご理解とご寄付のお願い」を加筆して掲載し、新しい 方面からの寄付を募っている。

7.他団体との連携
目的を同じくする篤志解剖全国連合会との連携を密にするための連絡協議会を随時開いた。

8.定時評議員会、理事会を開催した
1) 平成27年5月22日 みなし決議により第7回理事会とした。
  議案: 第1号議案 平成26年度事業報告の件
第2号議案 平成26年度収支決算の件
第3号議案 理事長の指名による理事、監事任期満了に伴う改選候補者の件
第4号議案 平成27年度定時評議員会召集年月日の件
2) 平成27年6月6日 定時評議員会を開催した。
  議案: 第1号議案 平成26年度事業報告の件
第2号議案 平成26年度収支決算の件
第3号議案 任期満了による理事、監事改選の件
3) 平成27年6月6日 第8回理事会を開催した。
  議案: 第1号議案 理事退任による代表理事、常務理事選任の件
定款第21条2の規定により理事間の互選で次の通り
代表理事に 佐藤達夫、常務理事に 岡本まりえ を選出した。
この理事会は理事内野滋雄が、理事及び監事の全員の同意を得て招集手続きを省略して 行われた。上記内容につき出席理事全員の承認を得て決議された。
4) 平成27年11月6日 第9回理事会を開催した。
  議案: 第1号議案 第9回篤志献体賞授与者の選定
第9回献体協会賞選定について審査員を選出し委嘱することとした。 選考された審査員は次の6名であり、いずれも解剖学を専門とした教授である。
審査員候補には理事長より直接承諾を得ることとした。
佐藤 昇(新潟大学)、西山 慶治(郡山女子大学)
阿部 寛(秋田大学)、大和田 祐二(東北大学)
内藤 輝(山形大学)、和栗 聡(福島県立医科大学)
5) 平成28年3月27日 第10回理事会を開催した。
  議案: 第1号議案 平成28年度事業計画の件
第2号議案 平成28年度収支予算の件
以上、理事長 佐藤達夫作成の資料に基づき審議されたが、出席理事全員の承認をもって決議された。

付属明細書
事業における重要な事項は平成27年度事業報告書に記載されており、「一般社団法人 に関する法律施行規則」第34条第3項に規定する「事業報告の尚用を補足する重要な事項」は、特にないため、当年度の附属明細書は作成しない。

●事業報告書のPDF版

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